ファンタジアバトルロイヤル 上遠野 浩平 「しずるさんと眠り姫」

ああ、確かにこれはよーちゃんがしずるさんのベッドに恥ずかしい染みを付けてますね(某スレより/素敵なシーンと文章なので是非、自分の目で確かめて!)
眠り姫が性別不明キャラだったのが「上遠野さんも好きだなぁ…」と思いましたが(笑)
木下良次とか平居裕次とかブギポの方で出てた気がするのだが…、多分気のせいだ。ちょいキャラにまで名前がしっかり着いてるので気になるじゃないか。
しずるさんシリーズは、地の文章がよーちゃんの一人称なんですけれど、時々(主によーちゃんがしすさんの印象を語る場面や事件の説明をする辺が)上遠野浩平氏のあとがきの文章に似てるので、カドノさんがよーちゃんになりきって文章を書いているような錯覚になり妙な気分になります。
しずるさんと会話する場面は(主にしずるさんにからかわれてる場面)“萌え”ですけれども☆
図書館の辺りのよーちゃんが可愛い。
よーちゃんの夢の場面の3章目p102 『ほんとうはこういう風に、お日様が柔らかく降り注ぐ中で、くつろいで、豊かに――そういうもののはずだ。』
の辺とか読んでて切なくなって泣きそうな気分になります。
タイタニックの最後の場面で「マイハートウィルゴーオン」が流れる冒頭の場面を思い出したよ。
思い切り、しずるさんにが死んでしまった後で夢の中に出て来たみたいではないか。
読んでて思いましたが、しずるさんはきっとオヤシロさまの生まれ変わりに違いない(ひぐらしネタ/最近暇潰し編をやったから…)とか「オキシジェンみたいなMPLSじゃって!!しずるさんは…!」とか、おバカな事をいつもこのシリーズを読み、思うのでした。
二つ前?のバトルロイヤルの「しずるさん」で“雨宮”さんが絵付きで出てるのを後で知り、バトロイを買う決心をした私です。
しかしカドノさんの文章は独特ですね。文章のみで作家当てクイズをしたら、ほとんど一発で分かる気がします。