「メモリアノイズの流転現象」(上遠野浩平)ノンノベル

メモリアノイズの流転現象 (ノン・ノベル)

メモリアノイズの流転現象 (ノン・ノベル)


この本の発売の直前直後あたりに、ひとつは何気ない一言でとても印象的な言葉と、もうひとつは私の事を心から心配して発せられた核心を突いた言葉とがあり、それが本書の内容や後書きに不随して、または近い内容であったので、この本の事を考えると、その時の状況や苦しくて辛かったこと、それだけではないが深く、恐らく長くずっと思い出として残り続けるだろうことなどの様々な出来事が半年近く経った今でも鮮明に思い出されて、いつも涙が溢れて来て頬を伝うくらいに流れ出すのだった。