甲田学人と歪アリの文体

甲田学人 「夜魔」「ミッシング」
断章のグリム」と最近出た5冊を読みました。 かなりヒットです。自分的に 六番目の小夜子

夜魔

夜魔

魔人と魔女がスキなので読んでて幸せでした。釣人の話がホラーというよりバトル、で新伝綺、といっても差し支えがないくらい熱い。
書き下ろしで魔女の幼い頃が出てきますが悲しい環境だったんだなぁと。
読んでて気付きましたが「歪みの国のアリス」のチェシャ猫とアリスの関係は
この魔女と魔人の関係に似てる。出会いの場面とかも
 また、同じ童話モチーフホラーのせいもあるかも、ですが文体も似てると思います。

亜莉子が実際に怖い目にあっている場面で淡々と描写する場面の部分とか。
「一夜怪談」は絵が終わったら、じっくりプレイしようかと。