卒業制作の発表会用論文

  • コピペ厳禁 卒論は自分の言葉で書き魔性

◆何のサイトか(サイト紹介)

***町にある美容院「***」の、お店紹介サイトです。

◆工夫した点

実際に存在するお店ですので、お店への聞き取り調査を元にして、このお店のホームページを見る客層をイメージして、お客さまに分かりやすい・見やすい内容になるよう工夫をしました。

客層が***町周辺に住むファミリーが多く、インターネットの操作に慣れていない方が予想される為、分かりやすいサイトを目指しました。
分かりやすいよう工夫した点は、以下の三点です。

その1:

 画像を少なくして、早く表示されるよう工夫しました。
サイドバーの白とオレンジが交互に縦に並んでいて、片方に黒い枠がある背景ですが、画像を使わず、ボックスのCSSの指定で表現しています。


その2: 

多くの美容院のサイトで「メニュー・キャンペーン」など英語を使っているところを「料金表・お得情報」など日本語表記にして分かりやすくしました。
また、フッターに、全部のページへのリンクを掲載するなど、お客さまが目的のページへ迷わず行ける様、工夫しました。


その3:

 新規のお客様獲得のため、トップページや、テンプレートのサイドバーへ目立つように「平日は30%OFF」のバナーを目立つように配置しました。
また、このお店「***」の、中心となる「***さん」というスタイリストさんが目立つ様、イチオシスタイリスト!のバナーも目立つ様、テンプレートに加えています。

◆うまくできた所

店舗案内掲載のお店の写真を見ていただくと分かりますが、撮影したお店の写真から、お店の雰囲気をうまく出せたと思います。
お店のロゴは、お店の看板のデザインを、そのままデザインとして採用しました。
また、お店の正面の壁に、大きく花の写真の壁紙があるので、TOPページのメイン画像にガーベラの花を配置しています。
サイト全体のカラーリングを、看板の色のオレンジ色でまとめ、四隅に四角のマークを、各ページのコンテンツ画像のデザインに採用しました。

◆苦労した所

苦労した点は、以下の三点です。
・その1

年配の方がサイトを見る事を想定して、重要な文章は、右側に寄せて、フォント指定「より大きく」で、大きめに指定しています。
しかし、文章が長いと、途中で文章が折り返されたり、ボックスから文字がはみ出したりでデザインが崩れてしまいますが、サイトに掲載されているお客様の写真にありますように、お婆ちゃんがお客様として来店されることが多いので、フォントの大きさの指定をしないようにしました。
その状態で、見やすく表示されるよう、苦労しました。

・その2

お客様の要望をつかむ為、お客様アンケートと、問い合わせの二つのメールフォームを設置しました。
また、「***」さんは、現在、スタイリストさんを大募集していまして、採用応募フォームを力を入れて作りました。
必須項目の欄がたくさんありますが、CGIの必須項目の指定がうまく行かなくて、コードの欄での必須項目にあたる、ラジオボタンのidタグやnameタグを何回も作り直しました。
これは、メールフォームに、ラジオボタンの項目が二つ以上あると、二つともname名が「radio」だと、必須項目の性別のラジオボタンにチェックを入れた状態で、もう片方の必須項目のラジオボタン、「サロン見学」を選択すると、性別欄のチェックが解除されてしまう・・・という原因が中々分からず、苦労しました。
また、パーミッションの権限設定が、CGIをサーバーにアップしてからでないと変更できないという点が難しくて苦労しました。

・その3

SEO対策として「bodyタグのすぐ下に、h1タグを入れた方が検索上位に表示される」という法則を生かす為、ヘッダーの中の「愛知県***市の***向けヘアサロン***-***-」をh1で指定しています。
しかし、contents部分にもh1タグを使わないと、テンプレートのページの見出しが、いきなりh2から始まってしまうため、クラス指定で二種類のh1を存在させる・・・という苦肉の策をとっています。
また、より検索上位に表示されるには、タイトル部分にどんな単語を入れたら良いか?という点で、単語選びに苦労しました。

◆全体で何を学んだか(身についたところ)など

これまで、趣味でホームページを作っていた事はありましたが、その時点では全く気にしていなかった「SEO対策」が、仕事でHPを作るという点でどんなに大事か、という点が判りました。

 また、デザインの仕事に対する考え方が、180度近く変わりました。
今までは「格好よい、見栄えが良い、美しい作品を作る」ということにばかり、気をとられていて、クライアントさんや上司から「イメージしたものと全然違うものが出来上がってきた」という申し出で、初期の段階まで遡って作り直す・・・という事が何回もありました。

 職場見学や、自主製作の課題により、「お客様との打ち合わせ・・・クライアントさんのお店のイメージや、クライアントさんの好み・クライアントさんは、どんなお客さんに来てほしいのか?」などの打ち合わせや聞き取り調査・取材の方が、実際の製作の作業より、はるかに大事だということが判りました。


WEBデザインの仕事を勉強するとJAVAスクリプトやFLASHなど、まだまだ奥が深いので、資格取得や、就職活動用のサイトを製作しながら、勉強していきたいです。
 これからまだまだ発展する分野ですし、デザイン専業でなくても、また、フリーのデザイン屋さんとしてなら、結婚後や子育て中も、細く長く、ずっと一生続けられる仕事だと思うので、挑戦していきたいです。