平清盛『叔父を切る』

この話しの次回予告を見て、(多分、叔父を斬ろうとして刀を振りかぶる状態で5分くらい、叔父と言い合うんだろー)と思ったら、その通りだった

源氏が予想以上に、ぐちゃぐちゃで、由来御前(田中麗奈)を『何故探した!父上は生き延びてたかもしれないのに!』と源義朝(玉木宏)がけり倒したり、
父上(源為義小日向文世)を、結局、自身で切れず地面で泣き崩れて、お供の鎌田正清に切ってもらったり

ただ平家も源氏も、やっとの思いで叔父と父上を斬ったあとに、平家は4人、源氏はあと5人み斬らなきゃいけないのが、悲惨な感じや、やりきれなさが出て良かったかな

頼朝が元服したい、と言い出したが何歳なんだろう。
10歳に、なるかならないかかな?

ウイキを見ると保元の乱では、頼朝9歳だった。

その後の後白河帝とのやり取りが良かった。
藤原忠通が、かつて清盛の育ての父を、朝廷で舞わせて、酒や器をぶつけて嘲笑したのを詫びたのは意外だった。

清盛は自分で身内を処刑した直後だし、白河法皇(伊藤シロー)の実の子供なので無体なことはしないだろうが

後白河(松田翔太)に、悪ふざけみたいにゲラゲラわらいかけながら、祝いじゃ、この世には遊ぶ為に生まれてきたんじゃ!

と話しかけられ、プルプル震えて固まる清盛(松山ケンイチ)の演出は良かった。

後白河帝を見るために、ドラマを続けてみるかも

来週、平滋子(成海璃子)が酒を飲みまくる場面が次回予告であるので入内しそうで楽しみ

信西(阿部サダヲ)が泣いてたのは、正直、良く解らなかった。

藤原摂関家の勢力を削ぐために、源氏の父上(源為義小日向文世)を処刑する必要があった、との事だけど。
信西藤原頼長に、あらすじを見ると憧れていたらしいが、ドラマだけでは、処刑された人たちとの絡みが、出家前のかなり前のほうに平家一族と絡んでたが(海賊王の回)
かなり前なのでよく解らなかった。

最後のほうに震える清盛の前に、突如現れる信西は良かった。
『私は世を正すため見えない刀を奮っておる』というの

今まで、サダヲが真面目顔ばかりでつまらないなあ、と思ってたが最後にドヤ顔になり、『清盛、お前を助けよう』というのが良かった