美大を出なくても、デザイン系の仕事につけます。
しかし、私個人はデザイン系の仕事への就職はオススメしません。
デザイン業界は、まずアルバイトで入社して、
月給15万円くらいで、終電くらいまで毎日残業して(ちなみに残業代はでません)
それに半年以上〜数年くらい耐え、ストレスに強く、間違いが少なく、
作業が早くて、デザインセンスの優れた、報告連絡相談がきっちりできる人が、正社員にステップアップします。
(そこまで出来る人は、あまりいません。若手を短期間で低賃金で使い潰すのが常態化しています)
しかし正社員になると、締め切り直前は会社に宿泊して作業するのが当たり前の世界です。
そして正社員になっても、心と体の病気になってやめていく人が物凄く多いです。
知合いの、パチンコ&スロットの台とムービーを製作してるデザイン映像会社の社長さんは
漫画家さんアニメ監督さんと直接会ってやりとりしたり楽しそうですが、目の使いすぎで網膜薄離になったり
ストレスでずっと熱が下がらないのに、病院で点滴をうけてから毎日出社してます。
身内にフィギュア造型師がいますが、有名アニメのフィギュアの仕事に関わると、
修正がとにかく凄く、心血をそそいで作品を作っても、全部、アニメの製作委員会に否定され・・・修正作業を毎回、数百時間以上繰り返してます。
月給を時間数で割ると、数百円くらいなのが当たり前の状態です。
ですので、ここでは、「定時でなるべく退社できて、同人活動しながら正社員として、たまにデザインの仕事をする」方法を教えます。
メインの業務は違うが、デザインの仕事をする事が多い業種。
- パチンコ店スタッフ…POP作成
- 販売スタッフ…POP作成
- ゲームセンター運営スタッフ…POP作成(POPにキャラのイラストを描くと喜ばれる)
- 書店員…POP作成(POPにキャラのイラストを描くと喜ばれる)
- 中小企業に事務員として入社し、会社のWEB担当になる。社内報の作成デザインを担当する。お客様に渡すチラシの作成をする。、
- 保育園やデイサービスなど、お客様にチラシをよく渡し、毎月イベントや作品展を開催する業種
アピール方法
履歴書とは別に、職務経歴書をつくり、
そこにデザインコンペに応募した経歴や、使えるソフト(Adobe IllusuratorとPhotoshopが使いこなせるのは必須)を明記。
事務員としての入社を目指すなら、エクセルやワード、パワーポイントでも、見栄えのよいチラシや社内報を作れることをアピールする。
WEBデザインにも自信があるなら、自作の就職活動用の作品を掲載した、就職活動用のサイトのURLを記載。
(HTMLではなくCSSで作成。メールフォームやロボット検索避けを仕込む)
面接の時に作品を持っていく。(書類選考で作品を送るのは、私が落選しかした事がないので薦めません)
- 参考サイト
1年でフリーのWebデザイナーになった僕が実行した8つのステップ【独学デザイン勉強方法】
http://tsukuruiroiro.hatenablog.com/entry/2014/10/25/152932
1.グラフィックデザイン用ソフトをダウンロードする
世界中で最も使われているAdobeのIllustratorとPhotoshopの2つがおすすめ。
イメージとしては「Illustrator⇒写真や文字の配置(レイアウト)」、「Photoshop⇒写真や画像の加工・合成」。
Illustratorの方を優先して覚えると良い(デザインの基礎はレイアウトなので、Illustratorで学ぶことができる)。Photoshopは後々、写真を加工するときなどに。
どちらも1ヶ月の体験版をAdobe公式ページからダウンロードできるのでまずはそちらを試してみると良いと思う。
お金を節約したければ、こちらからかなり古いバージョンのAdobeソフトを一式ダウンロードできる(無料のID登録が必要)。本当に古く、新しいソフトと互換性がない可能性もあるので注意。
操作方法は、動画講座の「Learn Illustrator CS6 | Adobe TV」をひと通り見ておくと良い。