有川浩 空の中

有川浩 空の中

空の中

空の中


戦闘機で急上昇する場面は楽しくて何回も読んでしまった。白鯨と最初の会話場面もかなり好き。

逆に白鯨たちとの会話がずっと続く場面は、白鯨の言葉が読み辛かったので読み飛ばしてしまった。
各務原の表記が「かがみがはら」になってるが、「か か みがはら」が正解。(地元民)


各務原に白鯨が移動して大パニックが起こる時の被害数だが、田んぼばかりなので
こんなに出ないだろう、岐阜市の被害も入ってるんじゃ?と思った。(地元民)

各務原に白鯨が移動した場面を読んで、ベランダに出て双眼鏡で各務原上空を観察してしまった(地元民)

実写にする場合、光稀は釈由美子で、高巳は椎名桔平でお願いします。
実写にしたら、白鯨の製作は物凄く安価で済むよなぁ…と思った(白いプラ板を楕円に切るだけ)


ていうか、フェイクや白鯨が、いくら喋るからって私だったら愛情注げないよ。どうみても白いプラ板だもの。
そしてあだ名に「プラちゃん」とつけます。


そういえば週刊少年ジャンプ 藤崎竜waqwaq (ワークワーク)」に出てくる「プラちゃん」は、電磁波(携帯メール)で会話していたな…。



爽やかな読後感でよかったです。地元が舞台なので素直に嬉しい。
光稀が名古屋空港の方を見る場面が好きです。
真帆に名古屋弁を喋らせて欲しかったです。高校生が飼育していいものじゃない〜まだ高校生なんだから、のくだりは、やはり20才半ばの人には書けない文章なので大人が書いた話だなぁ…と思いいました


ハードカバーなのでまとめ読みできて良かったんじゃないかと。あ
飛行機や自衛隊のマニアックな描写が多いし。
中学校の図書館に入れて欲しい作品です。