リキ・ティキ・タビの元ネタ

 上遠野浩平著:ビートのディシプリンSIDE4収録分に登場する重要人物です。統和機構の天敵らしく、攻撃をそのまま弾き返します。フードを被った少年の姿をしていて、消えたり現れたりします。朝子のモーニング・グローリーの完成形らしいです。


本文に、イナズマの回想で(うろ覚え、すみません;)
「子供の頃に読んだ、世界的に有名な童話にでてくる名前で”天敵”という意味でマングースを表す言葉ではなかったか?」との記述があり、気になって調べました。


元ネタ:「ジャングル・ブック」 ラドヤード・キップリング著 の中の短編
「リッキ・ティッキ・ダヴィ」のこと
 
収録:・『世界児童文学案内』( 神宮輝夫 理論社 1963)
・「リキ・ティキ・タヴィ物語」〜「近代の童話」岩波書店 
・「リキ・ティキ・タヴィ マングース・リッキーの冒険〜 ジャングルブックから〜」

あらすじ:マングースを飼っている少年が草むらで遊んでいたらコブラに襲われ、そのマングースコブラをやっつける

こちらに物語の全文が掲載されていました。(金原ひとみのお父さんで秋山瑞人古橋秀之の師匠です。)
『あとがき大全12 金原瑞人
http://www.hico.jp/ronnjya/honyaku/kanehara/16.htm


一部引用:
これはすさまじい戦いの物語。リッキ・ティッキ・タヴィが自分だけをたのみに、シゴウリ野営地のバンガローの風呂場で戦ったときの話だ。(中略) リッキ・ティッキというのはマングース
尻尾と毛皮は子ネコみたいだが、頭の形と習性はイタチそっくりだ。(中略)
 そしてたけの高い草のなかをちょこちょこ走りまわりながらあげる戦いの声はこうだ。「リキ・ティキ・ティキ・ティキ・ティック!」


でもブギーポップの方は元ネタは、洋楽アーティスト「ドノヴァン」のアルバム グレイテスト・ヒッツ
15: リキ・ティキ・タビ  っぽいです。