ビートのディシプリン感想(トラックバック編)

id:go-hara:20050816

  • 註:↑こちらの“ノンスタ”高砂さまの感想が面白かったのでコメントを書き込もうとしたら、長くなり過ぎたので日記用に書き直しました。ですので、今日の日記は、主にこちらの日記さまのビート感想の突っ込みなので、先にこちらをお読み下さいませ(^O^)/

フォルテッシモの能力の様子の説明が“超高速の動く歩道“てのがナイス表現でした。動く歩道で、歩くフリをしてたかと思うと…(笑)かわいいです
朝子やイナズマの解説も、新たな彼らの一面を発見して新鮮でした。腑に落ちました。
成程、モーニング・グローリー(((((;゜д゜)))という感じでした。
イナズマがフォルテッシモの上を行ってる、の意味がよくわかった感じです。それまでは『イナズマの方がフォルテッシモより精神的に大人だから、かな?』と思ってました。
朝子が、同性からの評価が分れるの部分で、少し違いますが一巻の佐久間由香里の場面を思い出しました。こういう人、いるなあ…という感じです。異性からは好感触と思いますけれど、本人は無意識…というか天然なんだけど、同性からは『計算してやってるんじゃないの?ワザとらしい』と思われそうな予感がします。(汗)
その点が、ほんとにラウンダバウトと全く正反対なヒロインキャラになってるじゃないか!!(ラウンダバウトは、もう感情の赴くまま、不器用に…上手く自分の気持ちを説明出来なくて我慢したり悩んだり玉砕したり?な感じなのかな…?)
上遠野さん改めて凄いよ! と思いました。
ちなみに自分のスタンスは、ラウンダバウト=萌えキャラ(嫁にしたいです)
朝子=友達になりたい、自分も朝子と似たような事を言われたり経験した事があるので共感できるキャラ…です。
書き下ろしは、今後のこの二人+ビートが楽しみですね★


凪主役の加筆話については、ブギーポップシリーズがエンブリオ上下の辺りから、別の物語(ビートのディシプリン)の序章みたいな感じがしてたが、実はこのビート4巻も、何かの物語の序章の一つ(魔女の時節の序章)だったんだな…、とも思いました。
ロスト・メビウスストレインジの序章か…。
祭り(今回のビートのディシプリン)は終わってもパレード(また別の物語でディシプリン)は続くよ、という感じですかな。“あとがき”を要約しますと。
凪が出ると、話が“凪主役の話“の話になり今までの話が壊されてしまう件、については上遠野浩平氏が波状言論のインタビューにて『凪は今までの話の流れを無理やり押し進めたり(?)、流れを切って方向転換したりするのに便利なキャラ』ぽい事を言われてたので、これは仕様がない気がします。逆に彼女がずっと主人公の話だとどんな流れの話になるのかが心配です
ビートのディシプリン SIDE 4』著/上遠野浩平 イラスト/緒方剛志(ISBN:4840231206)