上の記事の”最近の上遠野氏は〜「ひぐらし」を連想する”の続き
- 作者: 上遠野浩平
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2005/10/01
- メディア: 新書
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ブギーポップ・バウンディング ロスト・メビウス (電撃文庫)
- 作者: 上遠野浩平,緒方剛志
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2005/04/08
- メディア: 文庫
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- 山にバスで行って、ハプニング(竜巻や嵐など)が起こり、戻ってくる物語
- そのハプニングの原因は二人の虚空牙(ブリック・ペイパーカット)
- 2つとも、幼い子供が物語りの核心に関わってくる。
- 2つとも、過去の出来事が(ロスメビは蒼衣と織機の過去/メモリアは殺人事件の謎)が物語りの核心に関わってくる。
- 一番の見せ場のシーンで悪天候
- 虚空牙の種類、山に行った人間の面子によりこんなに展開が違う。
- 青空の下で、未来を感じさせるハッピーエンド
- 二つとも統和機構に監視されている。
- 2つともリミットが関わっている。
著/ 上遠野浩平 イラスト/ 緒方剛志 定価 557円
アオリ文のこの前略した部分↓
彼女の敵は世界。周り中の全てを焼き尽くしても、なお足りぬ怒りと憎しみの対象──理由などない。生きながら冥界にいるのと同じように心が凍てついている。……でもその心の中にひとつだけ例外がある。例えるならば神話のオルフェのように、一度は死んだ筈の人間を助けにあの世まで下りていき、死神にも挑んだ少年の──。
嘘で塗り固められた世界の謎に挑もうとする者と、さらに大きな嘘を押し通すため謎を利用しようとする者たちが織りなす、これは虚しき仮面劇の物語。その欺瞞の行き着く先に待つものは、燃える世界か、凍れる未来か──容赦なきブギーポップは彼女たちに如何なる裁きを下すのか?