8/23にこういう記事を書きました。
ガガガ文庫と電撃大賞イラスト部門の結果
http://d.hatena.ne.jp/matubahuki/20060823#1156277470
電撃hp最新号を読みまして電撃大賞のイラスト部門、…の受賞者の所をみました
一次では上遠野浩平作品「機械仕掛けの蛇奇使い」をモチーフにした作品が一人入っているのですが、
二次では落選しています。
緒方剛志氏が審査員に入る前から、ブギーポップなど緒方氏が挿絵の作品がイラスト大賞の入賞作品に
入っていなかった記憶があるのですが、
緒方氏が審査員に加わって以降、一次選考に上遠野作品をテーマにした作品(緒方氏が挿絵をした作品)が毎年一つは入っているのですが、必ず落選しています。
累計4、5人になりますので、一次>二次に絞られる人数が約半分なので確率から言うと、85〜90%の確率で落選すると言ってよいです。
昨日の夕方、NHK第一放送を聴いていて、海外のオペラで活躍している日本人のインタビューで
「私は、演じる予定のオペラのCDは一切聴かない。何故ならアジア人はコピーが得意だから。一度聴くとそれに引きずられてコピーになってしまう」
を聴いて気付きました。
過去のブギー関連の作品を参考に描かれた大賞応募作品は
緒方氏の強烈な個性に引きずられて、
それの劣化コピーのようなイラストにどうしてもなってしまうのではないだろうか?
…というのが、私の結論です。
なんか、希望のようなものが見えてきました。
「僕らはどこにも開かない」みたいな挿絵のない作品で応募すると面白いかもー
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