平清盛「頼朝挙兵」大河感想

西行が説教して偉そうなんですが。
出家直前のドラマでの西行の振る舞いはともかく、清盛を諌められる人は西行しかいないでしょうね。

源頼政が裏切ったと知ってから、周囲に、逆らうと死罪じゃ!!と言ってたので、落胆が大きかったのね

源頼政以仁王が死んだのは、残念だが、源頼朝に受け継がれたので、無駄ではないと思いました。

他のTwitter感想でも、清盛メインの場面が夜ばかりで、重苦しい圧迫感があり、「ここ(頂点)からの眺めは真っ暗じゃ、助けてくれい」という気持ちに私もなりました。
感想書いてて気付きましたが、祇王祇女の舞の
仏も昔は凡夫なり、
は仏御前だけでなく、清盛の事もドラマ的に表してるんですね

松山ケンイチの演技、老けメイクは見事なのですが、声が若いかな? と思いました。
しかし伊藤四郎の白川法皇は狂気=正気だが
松山ケンイチの清盛は、もともと正気の人が、権力の毒気に当てられおかしくなった…感じが出てる。
館をぐるぐる回り、やがて啜り泣く⇒頼朝挙兵⇒正気に帰り、四つん這いに匍匐全身し、刀を抱いて唸り泣く⇒平頼盛がこう語った。あの時、挙兵が無ければ、清盛は暗闇に囚われ戻ってこられなかったと⇒清盛が覚醒して立ち上がる・・・の流れが見事
何回も繰り返し見てしまった。

仏御前を、矢を射る合図の時、お母さんが射られる場面を思い出してたが、平盛国が、ヤメヨー!!と乱入しなくても、止めたのかな?
止めたと思いたい。