明日、職場の老人ホームの入浴介助のOJTが最後で、勉強してるんだが
いわゆる「介護ミス」による事故で、死に至るなどの重大な結果を招きやすいのが入浴介助時のケースです。
とか書いてある・・・
怖いよー涙。
Q15 入浴介助を行なう際の事故防止のポイントとは?
http://www.my-kaigo.com/pub/carers/risk/hiyari/0150.html?入浴前のバイタルチェック、
?入浴前の浴室・浴槽に対する環境チェック、
?入浴中および入浴後の利用者の状態観察、
?一つひとつの介助動作に際しての適切な声かけ、
?入浴中における利用者へのメンタルケア
?入浴前の浴室・浴槽に対する環境チェック
- 1つは、浴室の床や浴槽内などが滑りやすくなっていないか
- 2つめは湯温や脱衣所の気温
- 3つめは、「利用者の状態にあった福祉用具などが整っているか」
?入浴中および入浴後の利用者の状態観察・・・顔色や皮膚の状態、入浴中の息遣いなど
?一つひとつの介助動作に際しての適切な声かけ、
?入浴中における利用者へのメンタルケア-本人に安心感を持たせることで、不自然な力が入らないようにする
- 予告なくシャワーをかけたりすれば、反射的に動いてしまうなどのリスク
気管切開の方はリクライニングをなるべく上げて(ずり落ちない程度も大事です)胸より下がお湯に浸かるくらいで機械を止めます。
お湯から出る胸・肩はお湯で濡らしたタオルを掛けて温めます。
ときどきタオルを温めなおします。
胸下くらいの位置なら少し滑ったところで気管切開部分まで距離があるので事故になりにくいです。
お風呂で 1、2分目を離せば、高齢の方は水死してしまう可能性があるそうです。自立度が高い方でも、職員さんが危険の無い様に必ず見守りをするとのこと。少しでもその場を離れなければならないときは、別のスタッフに必ず声をかけてから離れる、というのはあたりまえのことなのだそうです。
◎ルールを守った上での事故は、施設の責任。
◎ルールを守らなかった場合の事故は、職員個人の責任。(たとえば、2人職員が付き添うことになっているのに1人で入浴介助した場合)
http://kaigoarekore.nobody.jp/houhounyuyoku.htm
ほぼ自立で入浴できる方の介助と見守り
- ① 衣類を脱ぐ時、必要に応じて声がけをし介助をする。
- ② 浴室を歩く時は、手と腰を軽く持って支える。
- ③ 椅子に掛けていただいて、足元からシャワーのお湯を掛けてもらう。
- ④ 頭を洗っていただく。終わったらよく拭いていただく。(必要に応じて声がけをし介助する)
- ⑤ 洗顔していただく。
- ⑥ 体を洗っていただく。上半身→下半身→陰部の順が基本です。(必要に応じて声がけをし介助する)
- ⑦ 湯船に入っていただく。(必要に応じて体を支える)
- ⑧ 湯船から出たら、かけ湯をする。
- ⑨ 身体の水分を十分に拭き取り、手早く着替えて整容します。(必要に応じて声がけをし介助する)
- ⑩ 休息と補水をしていただく。
全介助の方のシャワー入浴介助
(用意するもの)
入浴介助椅子 タオル 入浴ベルト 足浴用の桶 排泄用の桶(介助者2人でのシャワー入浴介助)
- ① こちらを参考にして、衣類を脱がす。
- ② ズボンを脱ぐため抱えた時に、車椅子にバスタオルを敷く。
- ③ 車椅子で浴室に入り、入浴介助椅子に移乗する。
- ④ 両足を足浴用の桶に入れ、全身をシャワーで暖める。
- ⑤ 顔にお湯が流れないように介助者一人が生え際にタオルをあて、同時に耳の穴を押さえる。
- ⑥ 頭を洗う。終わったら頭を拭く。
- ⑦ 洗顔をする。(できることがあったら積極的にしていただく)
- ⑧ 体を洗う。上半身→下半身→陰部の順が基本です。(できることがあったら積極的にしていただく)
- ⑨ お尻を洗う時は入浴ベルトを使い抱えて、もう一人の介助者が洗う。
- ⑩ かけ湯をする。
- ⑪ 身体の水分を十分に拭き取り、手早く着替えて整容します。
- ⑫ 休息と補水をしていただく。