紫骸城事件―inside the apocalypse castle

紫骸城事件 (講談社ノベルス)

紫骸城事件 (講談社ノベルス)

上遠野浩平の事件シリーズ2冊目
講談社ノベルス
 作業に飽きたら、ちびちびと読み進めるハズが何故半徹夜して一気に読んでるのでしょうか…。
最初は、フロス大佐が男か女かが知りたくて、読み進めていただけだったのに…。
(豆知識/上遠野作品のキャラの性別の見分け方
なんか強そう→♀
なんか弱そう→♂)

殺竜事件は、設定を覚えながら、で主人公三人組が旅をするものだから、物語の場所があちこちに飛び、たくさんの人が登場しては死んでいくので、話に付いていくだけで大変でしたが
この話は一か所から移動しないので読み易かったです。
最初の話の死んだ人がちょろちょろ登場して楽しい。
これは覚えるのが大変だけどシリーズが進む度に、理解度が深まり読んでて楽しくなるシリーズですね。
やたらに難しい言い回しが多いけど

睡眠不足で読んだので、魔導器(ロボみたいなの)がU2R?とかスターウォーズちっくな物だから、そして口調が大袈裟なものだから(金属質な見た目だし)
私の頭の中で、SWの金色のロボが事件シリーズで普通に出演してました(汗)。
オリセ・クォルトは冥王〜の平行世界のバイパーみたいな存在なんでしょうか。
それとも霧間凪なのかなぁ
魔女同士の戦いが上遠野氏の共通のテーマなんですね。


事件シリーズは立ち読みした残りシリーズや、読み切りでも重要な位置に赤ちゃんが登場しまくるのは何故なのか。

この作品の自分的萌えキャラ

  1. ゾーン・ドーン…死人でオジサンなのに赤くなったり青くなったり慌てぶりがかわいい。悟ったかんじなのにうろたえたりね。

生前が気になる。

  1. レーリヒ7世…暗殺王朝の凄い大量殺人王なのに、気さくな感じがイカス。

紫骸城に入ってはしゃいでたり、
独演して暴走したり、体が半分の死の直前で、石化され宙吊りな不気味な姿なのに余裕なのが素敵