講談社ノベルスの上遠野浩平の事件シリーズを今週読んでました。
禁涙境事件 ”some tragedies of no-tear land”
- 作者: 上遠野浩平
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/01/14
- メディア: 新書
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- 作者: 上遠野浩平,金子一馬
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/12/13
- メディア: 新書
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海賊島事件はオチがとても素敵でした。魔導師ニーガスアンガー、すごい良い人や…(*´ー`*)。°。、禁涙境で夢を語ってる姿や、海賊島で三世と、うっとりしながら話してる場面が好きです。
残酷号の戦いは、バオー来訪者VSビオランテかと思いました。ん?今思い付きで書きましたが、残酷号/バオー来訪者(荒木飛呂彦:作)、結構、かなり似てますよ…? ブギーポップのパンドラの神元功志の叫びと、残酷号の叫びが同じな件は、わたしは事件シリーズの世界が、実は現代の一万年くらい後の地球が舞台の話だからでは?と思いました。界面干渉学では、境界を越えて物が流れ着くのではなく、タイムスリップしてるんでないかと。
禁涙境事件の最後のEDが憔悴ぶりがとても印象的でした。切ない…。殺竜事件の時もそうですが。わたしは普通に(?)いつも躁で奇嬌な彼より、心も身体もボロボロになりながらも、決して諦められずに犯人や謎と戦ってるEDが好きです。風の騎士とEDの少年時代の過去話がとても面白いので、また見たいです。リスカッセに片思いで、シャイな感じのムガンドゥ三世が可愛かったのでもっと見たいです。
禁涙境は、あの隻眼の女性は多分違うだろうけど、EDの母か育ての母ぽいなあ…そんな雰囲気(´∀`)似合ってる★と思いました