水銀燈ドラマCD

アマゾンの500円割引券を使い、1700円で買いました。
30分で2200円は高い…と思っていたのですが、大変濃かったです。

 ローゼンメイデンの銀様は声優の田中さんの演技で嵌ったのですが、
自分より弱い者をいたぶる時の邪悪な声と、
技の掛け声と「ずあ!」<こんな声
ピンチになって狼狽している時の声(エロい)
 めぐと話をしている時の声(テンダネス!!)の違いが
素晴らしいです。
それでいて全部 高貴な感じが漂っている声です。
素晴らしい演技だ。
「わたしの翼は…壊れてしまったのかもね…」の囁くような感じが良いです。

田中理恵さんの他の声も、(働きマン、ちぃ)聴いてみようと思いました。

このドラマを聴いて確信しましたが、
 アニメのめぐ銀は「再生」がテーマですね。原作ほどデレていないのが物足りないのですが、明るい未来が待っていそうです。
 心臓は治るか不明ですが、穏やかな生活をこのまま送りそうです。
真紅たちとも、アニメは仲直りして、この二人とも交流が始まるのかな?
アニメのめぐは、大人しい、普通の娘さんですね。

 それに対して原作のめぐ銀は、スキンシップが深いですが、
二人の絆が深まるのと比例して、「二人だけの世界、それ以外はいらない」という雰囲気ムンムンです。
坂道を転げ落ちるように、「破滅」への道を突き進んでいます。
原作の、感情をむき出しにするめぐの方が好みですが、…あんまり死にそうにない感じがします。
どうなんだろう?

 原作の銀ちゃんは、めぐの願いを叶えたくて、めぐを殺そうとしているのか、
心臓の代わりにローザミスティカを集めようとしているのか、曖昧です。

 最新刊を読む限りでは 雪華綺晶の言葉を引用すると

ローザミスティカは全てお姉さまに差し上げる>アリスゲームに勝つ
その代わり、あなたのマスターを私に下さい。>めぐの死

という受け取り方ができます。


 あとPEACH-PIT先生が「黒豆チーターズ」の人だったと知りびっくりです。
 大昔の箱息子のKOFの漫画とかに載ってます。
たしかマンキンの同人漫画で、ジュニアでこの画風の絵を見たなぁ…と
曖昧な記憶によると、蓮が銀様系統のお顔だった気がしますー
そして葉がめぐ似だったような… 曖昧な記憶ですから不確かですけれども。