今日からマ王!

キノの旅、時雨沢先生のサイン会の終わった直後くらいに、アニメ「今日からマ王!」の主役?声優二人のトークショーが有り、可能ならば参加したいので急いで読みました。


今日からマのつく自由業!ISBN:4044452016
今度はマのつく最終兵器!ISBN:4044452024
 喬林知松本テマリ 角川ビーンズ文庫


二時間の間に、1巻&2巻のマのつくシリーズを読みました。短い時間でこんなに読み進めれた小説は初めてです。でも、情報量が少ないか、というと結構内容がぎっしりです。句読点までの、一文が割と長い。会話が掛け合いの漫才で、テンポが良いのでそんなに長く感じないです。
 マシンガントークな、テンションの高い一人称の文体で綴られてて(結構、主人公(渋谷有利)の突っ込みが激しいところが、撲殺天使ドクロちゃんと通じるモノがあります。) 結構、数ページで展開が変わり、怒濤の勢いのストーリーで凄いです。
 ヴォルフラムは、アニメだと魅力が良く解らなかったけど、私好みの方でした。(アニメで彼にハマった友人がきっかけで本を買いました)

 かわいいです。
最初、激しく対立してて、でも和解し納得したらとても親切かつ積極的(口調は尊大ですが)そしてだんだん入れ込んできて行動が過激に…! てところが可笑しい。そして可愛い。ツボです


頑張って整理券を手にいれたいです。


先々週、家族で○マのアニメを見ながら朝食を食べてたら(恥ずかしい…でも見始めたのは母なんだ…。)
母がヴォルフさんが「ボク」と言ったのを見て「この人、女の子だと思ったのに男だったなの?(軍服着てますが…?)でも主人公の人と親密だよね、男装の少女?」て聞いて来て、反応に困りました。
『一人称が”ボク”の少女なんだよ』と答えて逃げようかと思いましたが、
「これはビーンズ文庫と言う、少年同士の恋愛モノ’ぽい’作品がメインの文庫から出てて、だからこの子は、とても可愛いのね。だけど話が面白いし基本はギャグ小説なんだけど、泣き所も押さえてしっかりしてて人気があるのだよ。(…雑誌の書評の受け売りですが)中学の図書館にも入ってるみたい。」と控え目に、やや小声で;答えました。


友人も最初、アニメのヴォルフラムを男装の少女と思い、ハマり込んだのだそうです。


総評:時々展開が強引だが(なんだかんだで有利、頭良いし)
でもギャグ調にオモシロおかしく書いてあるので、まあ良い感じ。読み返すと結構深いです。