読了〜ブギーポップ新刊

『ブギーポップ・アンノウン　壊れかけのムーンライト』
ネタバレ注意

かなり疲れていたにも関わらず、１０日の夜に半徹夜で読んでしまいました。
ＣＲＵＳＨ４までは、一日一章ずつ読みましたが、ＣＲＵＳＨ５からは一気に読みました。

クライマックスが、かなりブギーポップ・クエスチョン　沈黙ピラミッドの敵や展開に似ていました。

クライマックスのオチは、ＶＳイマジネーターのクライマックスのオチに似てたかな？

今回も、仲良しグループの中から多数の死人が出るんだろう…と予想していましたが……良かったです。

『最後の最後の見開き挿絵は、絶対に小説と同時に見よう！！』←これはどのラノベ作品でも絶対、です。

と思い、同時に見ました。

その結果、ここ数日、ＣＲＵＳＨ７を、章の最初から最後まで何回も読み返してはニヤニヤしてるのですが、それ位、良かったです。

それと２２５〜２２８ページが『クスッ』と吹き出してしまいます。

最近読んだ上遠野浩平氏の『私と悪魔の１００の問答』の紅葉がシンプルハートと対峙して、シンプルハートが『ぬ…』と言う一連のやり取りも、めちゃめちゃ面白かったですが、それと同じ位面白かったです。

２３９ページの、ブギーの雪乃に対する台詞も良かった。
ほのぼのします。

10月の電撃文庫マガジンの竹泡対談で出ていた『藤花/ブギーポップ、二重人格ではないかもしれない説』が、より信憑性を増していました。

竹泡対談｛初心｝
http://d.hatena.ne.jp/matubahuki/20101018/1287356841

ちょっと時系列がいつ頃か気になります。
(末真と最近知り合った、とあるのでＶＳイマジネーターの頃かな？)

２７３ページの千春の台詞を読んでから、見開き挿絵見ると、すごい切ない。

ヒーローは孤独なのです…。