NHK朝ドラ『純と愛』最終回 感想

第一回目では、家族が大嫌いで、家を飛び出した主人公が

最終回では、家族が大好きになり、家族を色んな形で失いましたが再生して
家族を守る決意を海に叫んで終わる最終回だった。


これだけ読むと、微妙に感じるかもですが
『信じるとは人に言う、と書くんだ』と言う台詞が重かった。

東日本大震災以降、を語るなら
どんなに愛している人にも必ず別れが訪れる
どんな人生にも必ず困難が訪れる。

それを、どう乗り越え、受け入れて行くか

それを正面から挑んだドラマだった。

奇跡…愛が目覚めて終わる、という奇跡は起こらなかったけど、
信じて進めば、奇跡は起こる、と感じる場面で
ジーンと来ました。



引用↓
愛君これからもきっといろいろと大変な事ばかりだろうけど
私はやっぱりすてきな未来が来るって信じたい
愛君「信じる」って「人が言う」って書くんだよね
だから私は…どんなに風が吹いてもどんなに雨が降ってもたとえ
嵐や洪水になってもどんなに不幸に襲われても苦しさに耐えて血へどを吐き
はいつくばってでも生きていく。
どんなに寂しくても不安でもどんなに人にバカにされても自分を見失わず
明日は晴れると信じ勇気と情熱と希望を持ち続ける。
このホテルと大切な仲間だけは何があっても守ってみせる。
絶対に失ったりしない。
そのためにももっともっと賢くなりたい。
我慢強くなりたい。
母のように優しくなりたい。
父のように純粋になりたい。
兄のように広い心を持ちたい。
弟のように自由でいたい。
姉のようにたくましくなりたい。
おじいのように愛する人のために一生を捧げられるような人間になりたい。
強い者には決して屈せず弱い者にはいつでも味方できる人間になりたい。