【ネタばれ感想】ブギーポップ・アンノウンより お人好しのメロディ・クール

上遠野浩平 新作読み切り 電撃文庫マガジン15号より

冒頭と最後に『グレイトフル・デッド』の歌詞引用があるが…
……これは…実は、レディ・ガガの歌を元ネタにした話になるのではないだろうか。

城が舞台になっているが、愛知県民なので、小牧城岐阜城名古屋城が中途半端にミックスされた脳内イメージが湧いてしまう。

事件が起こっている現場で、一緒に、おもてなし武将隊の人達が動揺してるような変なイメージが再生されて困る。

レモン・クラッシュの城の瓦が反射してキラキラするのが、
名古屋城の金の鯱ほこに反射した光となり
なおかつ、岐阜城金華山が夜になると、ライトアップされて七色に変化するのに脳内変換されて困る。

メロディ・クールと百太が可愛いなあ。
読んでいて癒される。

騒動の場面がなんか、『騎士は恋情の血を流す』ぽい。
仲良しグループが実は……という組み合わせだけど、今回は男女で別れているのが楽しみだ。
女子の面子が濃いけれど。

こんな所で10年の時を経て、プーム・プームが復活するとは…。

ブギーポップアニメも、今、考えれば【シェア・ワールド】の先駆けだったので、アニメ〉〉原作と、どういう風に変わるかが楽しみだ。

ブギーポップアニメは、シェア・ワールドだけど、今、考えれば出来がよかったように思う。
原作の話を、全くアニメ化にしていない点は頂けないが
千年女優】 【ゼーガ・ペイン】は、このブギーポップアニメがなかったら、ここまで素晴らしい作品にはならなかったと思うので。

『ジャングルの奥の黄金魔獣』という言い回しが、めちゃめちゃツボに入り(笑)。