平清盛・平治の乱・大河ドラマ感想

信西阿部サダヲが、藤原師光を西光 と名付ける所が良かった。
最付き添っても良いが、ワシがどうなっても、声をあげるな、助けるな、最期まで見届けよ、という演技

信西の最期の、私が信西だ! と叫んで自害する場面も壮絶だった
笑って死んで言ったので悲壮感はなく、あっぱれだった

弱気な信西が、何処かで間違ったのだろうか?と話す所で、政敵を罷免させるんじゃなく、藤原頼長みたいに暗殺、夜討ちすれば良かったのに、と思った。それか中国みたいに無実の罪をきせて拷問や公開処刑すれば、良かったのに。
平家に頼み、護衛をたくさんつければ良かったのに。
あとは、保元の乱の反乱者の処刑を身内にさせる、という非情で、あとあと面倒臭くなること確実な方法を取ったからだな
回想で清盛と信西が、始めて会う時に高階通憲だった時の信西が、穴の中から『誰でもヨーイ、たすけてくれー』て言ってるのは、穴に隠れてる信西への伏線だったのか

不謹慎だが弱気な
サダヲは可愛かった

冒頭の演出で、後白河院松田翔太が、長恨歌絵巻をみながら(安禄山の太った絵のアップ
『そろそろ反乱が起こるころだ』と言ってると、
反乱の張本人の太った麿、藤原信頼塚地武雅が、『ここは危険です!』と案内するのが笑えた

悪源太こと源義平が、熊野から帰る平家を討とうとするのは、卑怯カモだけど、必勝の方法なので、取れば良かったのに。
悪源太も父の指示を無視して、突っ走れば良かったのに。
でも源義朝玉木宏の気持ちも分かるわあ
そうすると清盛(松山ケンイチに生きて再び会えないもんね

京で木にぶら下げられてる信西の首をみて嘆き悲しむ清盛の演技が、迫力がすごくて沈黙した

紀行の清盛が祈願した熊野のナギの木は、かんなぎ、のナギ様が宿っていた木なんだろか


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